高校野球について思うこと

大阪代表の履正社が優勝し、今年の夏の甲子園が終わった。

今年で101回目だった全国大会はもはや夏の風物詩として定着しており、炎天下でのデーゲーム、連投するエースへの過度な負担、ベンチ入り全員が県外出身の強豪校等々、高校野球にはもっと議論されて然るべき問題も残されているものの、高校スポーツの中でも野球は注目度が高く、特別扱いされている。
高体連配下の他の運動部の全国大会であるインターハイに比べ、高野連に属する高校野球の甲子園はTV地上波2chで生中継され、マスコミの扱いも格段に大きい。

ただ、東京オリンピック、パラリンピックを来年に控え、多様性が喧伝される昨今、インターハイや文化部の全国大会である高校総合文化祭にも、もう少し注目が集まっても良いのではなかろうか。
そこには私の知らない、甲子園に勝るとも劣らない白熱した世界、世間の耳目を集めるに値する世界が、きっとあると思うのである。

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