新社会人になる君へ

果たしてタイトル通りにどれだけの新社会人が久々に更新するこのブログを見てくれるか分からないが、40年近く前に新社会人だった者からおそらく昔も今も変わっていない事を述べようと思う。
その1
大人はいつの時代も若者にレッテルを貼りたがる。何かの折に「やっぱりZ世代は違うね」などと皮肉交じりに言われるかもしれないが気にする必要はない。誰もその時代を自分で選んで生まれてきたのではない。今や還暦前後の我々はかつて「新人類」だった。
その2
若いうちは主に上から、また経験を積むうちに横や背後からも弾が飛んでくる事がありえる。朝起きてどうしても出勤する気分にならない時は「お腹が痛い」と言って病欠すればいい。体調不良には違いない。もし休みの理由を細かく詮索されるような会社ならどのみち長くいるのは健康上良くない。
その3
自分と職場のやり方が違っても、自分の主義主張、信条に関わる内容でない限り、職場のルールに従うのがいい。東京で就職した大阪人がエスカレーターで右側に立ち止まるメリットは何ももない。
その4
過労死に至る問題の本質は長時間労働ではなく、自分で自分をコントロール出来ない状況が延々続く事である。
どんなに忙しくとも、どんなパワハラを受けようとも、決して自分の制御権を他人に渡してはいけない。
「この状況を鑑みて〇〇のために徹夜で働くことにした」と自分で判断する感覚を持つ事が肝要。(〇〇に助けたい人の具体名を入れられるなら確固とした自分の判断だと言える)
その5
出来る先輩も馬鹿な上司も、かつてはあなたと同じく不安と期待が入り混じった新人だった。
彼らの姿はあなたがZ世代と呼ばれるのと同様、「状況に適応した結果」である。幸いにして周囲にもし5/10/20年後の「自分のありたい姿」が見つかれば、その人の「適応の過程」を折に触れコンタクトして話を聞かせて貰うといい。

以上、君たちの将来に幸あれ。
番外
Be ware of advice – even this.

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